あおり運転の容疑者が捕まりました。
たしかに悪質で、危険極まりなく常習性もあることから、捕まって本当によかったと車を運転するほとんどの人が思ったのではないでしょうか。
あんなのが高速走っていたら、おちおち追い越しもできませんからね。
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但し、その後の報道は暴走気味。TVのワイドショーや朝の情報番組ではこぞって宮崎容疑者の人となりや生い立ちなどを解説しまくっています。
わざわざ小中学校時代のクラスメートまで探し出して、インタビューまでとっています。
いくらなんでもそこまでやる必要があるのかなと思います。
京アニに放火した犯人や、猟奇殺人など普通の人間とはかけ離れた犯罪を犯した者ならまだわかりますが。
移送されたときにTVカメラを見るとすぐに顔を隠したほど、本当は小心者なのはみてとれます。
ちょっとしたことで頭に血が上り自分を大きく見せたがる、よくいるおっさんの一人に過ぎません。
ただ、リミッターの外れ具合が常人とはちがったレベルだったのでしょう。
それよりも、マスコミがやるべきはどうやってこんな事件の再発を防ぐかでしょう。
このままいくと、頭のネジが2,3本飛んだおっさんの個人的な犯罪で終わってしまいます。
あおり運転は日本だけではなく外国でも結構問題になっているようです。
全然珍しくないんですね。
であれば、外国の取り組みを取材・紹介して有効性を検証し、日本でも取り入れ可能な内容を提起して、世論を盛り上げるのがマスコミの使命だと思います。
例えば、運転免許には取消処分があります。
ただ、欠格期間が過ぎるとまた取得が可能です。
現在は最長でも10年です。
10年たてば、どんなに悪質な運転をしていてもまた免許が取れてしまうのです。
これを永久にとれないようにするとか、懲役期間をもっと長くするとか海外の事例を参考に制度改正を働きかけてもいいと思うんですけどね。
でも、どんなに仕組みを作ってもあおり運転をやる人間はやるものです。
最終的にはやりたくてもできないようにするしかありません。
つまり自動運転ですね。
まだまだ課題の多い車の自動運転ですが、飛び出しなどが多い市街地と違って高速道路は一定のスピードで走りますから、導入はしやすいはずです。
高速に乗ったら自動運転以外は違反になるくらい進化してくれると、あおり運転もなくなるんでしょうけどね。
技術者のみなさんに頑張ってもらいましょう。
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