おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

原監督の本心は原監督にしかわからないよなあ

プロ野球セリーグクライマックスシリーズは、ヤクルトが負けなしであっさり日本シリーズの出場を決めました。
2年連続セリーグを制した巨人はまったくいいところがなく敗退したことで、巨人ファンには原監督への不満が爆発しているようです。

 

なかでも、初戦先発した山口投手が1回に3点をとられたことに対して、「フォローできない」との発言にはネットは大荒れでした。

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「起用したのはお前だろ!」というわけですね。

私は試合は見ていませんし、発言の時の状況がわからないのでなんとも言えませんが、そんなにファンの人が怒るような発言なのかなとも思います。

初回なのにあれよあれよという間に点を取られたので、ベンチからなにかアドバイスを送るチャンスもなかった、という意味だったのかもしれません。

 

マスコミ報道では「苦言」となっているので、責めるような口調だったら確かに責任転嫁なのかも。
だとしたら、選手がしらけるのも無理はないかな。


なんといっても、原監督が使った「フォロー」の意味がよくわからない。
followであれば、「後についていく」とか「従う」という意味。
カタカナのフォローであれば、広辞苑では「追跡すること」「補い助けること」とあります。

使った状況から、意図としてはカタカナの「補い助けること」しかありません。
だとしたら、ベンチから助けを出せなかったと反省の弁になるので、苦言でもなければファンが怒ることでもありません。


原監督のミスは、受け手が判断に迷う表現をつかったことでしょう。
人の上に立つ人は誤解のない発言をしないと、組織までぼろぼろにしてしまう例かもしれません。


もっとも、原監督の語彙力には若干不安があります。
10年以上前でしょうか、NHKのスポーツ番組のキャスターやってた時にメジャーの選手を迎え、番組冒頭に「see you again!」(さようなら)と言ってしまい、その選手が目を白黒させていたのを覚えています。
「I'm glad to see you again.」(またあえてうれしい)と言いたかったのでしょうが。


フォローもどういう意味で言ったのか、本人にしかわかりません。
これでは下の人間はたまったものではありません。


人の振り見て我が振り直せ。原監督を反面教師にしましょうかね。