おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

コロナ禍でも地震は待ってくれないけど

東日本大震災から10年。
今年は例年以上に震災関連の報道が多いようです。
地震当日もそれなりに外国人観光客がいたわけで、その検証報道を初めて見た気がします。
あの混乱の中、成田空港で外国人の搭乗客をさばいた係員のみなさんの奮闘が書かれています。

www.chibanippo.co.jp

 

大変だったのは、発生当日よりも原発事故で帰国を急ぐ人たちが急増した数日後だったようですね。
たしかに東京ではあれだけいた外国人を、ほとんど見かけなくなりましたからね。


その頃私はフランス語を習っていましたが、フランス人の講師が帰ってしまい、レッスンがなくなってしまったのを覚えています。
当時何かの記事で読みましたが、東京に住んでいたあるヨーロッパの人が帰国を渋っていたのを大使館員の人が来て、「東京にいるのはあなた一人だから、頼むから帰ってくれ」と言われたそうです。
昨年の武漢のようなものでしょうか。
どんどん状況が悪くなっていった当時を考えると、まあ当然のこと。


でも日本語教師をやってわかったのですが、結構東京に残った人もいたみたいです。
レッスン初対面の時、日本に何年いるのか聞きますが10年以上と答える人は珍しくありません。
その時は自然に震災の話になります。
やっぱり日本に拠点を構えているので、いまさら帰国できるかという感じが多いですね。
あとは日本人と結婚している人も多いかな。


こういう人たちは震災前後をリアルタイムで経験しているわけで、在日外国人としての要望や改善点などの意見を持っているはず。
南海トラフ地震がいつ起きてもおかしくないのだから、彼らの意見に耳を傾けて対策を取るべきなのだろうけど、コロナでそれどころではないだろうなあ。
こういう時に限って、いやなものは起きがちでもあるんですけどね。


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