おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

KEEP RUGBY CLEAN

日大ラグビー部員が大麻を持っている容疑で逮捕されました。
これを受けて、同部は無期限の活動停止を発表しています。

 

(現在のところ)人気スポーツのラグビー選手の不祥事として、大きく取り上げられています。
ネットでは、連帯責任はおかしいという意見もちらほらあるようです。
ちょっと甘いです。
大麻はわざわざ自分から反社会と接触しなければ手に入らない違法薬物。
出来心でコンビニでチョコを万引きしたのとはレベルが違います。
 
残念ながら、ラグビー界ではよく薬物事件が起こります。
これを根絶するためにも厳罰は必要。
自分のうかつな行為がどれだけ多くの人に迷惑をかけるか、しっかり認識できていれば誘惑に負けそうな心にブレーキがかかるはずです。
 
振りかえってみると、ラグビー界ではつい半年前にもトヨタの選手がコカインと大麻を所持していることで逮捕、起訴されました。
 
古くは、2007年当時強豪だった関東学院大学の複数の選手が大麻を吸引。
2009年には東芝に所属していて日本代表でも活躍していたロアマヌ選手が使用。
 
この年の東芝は本当に強く、日本選手権での優勝候補と目されていましたが、この事件で辞退を余儀なくされました。この時の東芝選手の涙が印象に残っています。
その後、ロアマヌ選手は永久追放のような形で東芝から去りました。
ただ、その後フランスにわたり大活躍。
2011年のワールドカップで、当時のカーワン日本代表ヘッドコーチが復帰を熱望しましたが、協会が首を縦に振ることはありませんでした。
 
ロアマヌ選手の例でわかるとおり、海外では比較的大麻やコカインの罪は軽いようです。
一例をあげます。
 
この選手は2か月の出場停止で済んでいます。
山中選手のドーピング違反では2年間出場停止なのですが。
この辺のさじ加減は正直よくわかりません。
そのせいか、こういう主張をはじめる人物もでてきます。
 
言うまでもなく大麻は日本では違法。
海外の事情とは関係なく、いやなら日本からでていくしかありません。
 
おそらくですが、他の競技と比べても薬物事件はラグビーは多い気がします。
一応ラグビー協会も、昨年のトヨタの事件を受けて対策を行っているようです。
半年程度で新たな逮捕者が出てきたわけで、この対策では不十分なことが証明されました。
アメフト事件とからめて日大の体質を非難する向きもありますが、ここは協会がしっかり乗り出すべき。
競技団体のWORLD RUGBY がKEEP RUGBY CLEAN キャンペーンをおこなっているのだから、傍観者でいいわけはありませんよね。
今の人気を持続させるためにも毅然とした対応が必要だと思います。
 
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