おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

全国高校サッカー選手権大会から留学生締め出し

高校サッカーの公式戦から留学生が出場できなくなるという記事を読みました。
ダイバーシティから背を向けた偏狭な措置かと思いきや、さにあらずです。
元はと言えば、2001年にFIFAが18歳未満の選手の国際移籍を禁止する通達がでたこと。
これに日本の現状が違反になっていると指摘されたからのようです。
 
FIFAの通達は、ヨーロッパのビッグクラブが世界中の有望な選手を子供のころから囲い込み、人身売買のような様相を呈したことを是正するために行われたとのこと。
記事では留学生を受け入れている高校の監督と、この措置を決定したJFAの担当者にそれぞれ取材した記事となっています。
 
ごくごく簡単に要約すると、高校側は教育の一環である部活なのだから、プロ養成所と一緒にされては困るということ。
JFA側はそのことは百も承知していて、FIFAと交渉を重ねてみたものの、例外は認められなかったとのこと。
 
なんとも難しい問題で、部活の名前を借りて助っ人扱いしている学校もないとは言えないので、日本側も強気一辺倒とはいかないでしょうね。
こういうのは、世界中で人気のサッカーだからでてきた問題なんでしょう。
 
日本で一番人気の高校スポーツはもちろん野球。でも世界的にはマイナースポーツ。
アニメの「タッチ」をみて甲子園を夢見て、日本の高校野球のために留学する選手とかはさすがにいないか。
少なくとも甲子園では留学生の姿はみたことはないですね。出身中学が全然別の地域の国内留学ならたくさんありますが。
 
ラグビー、陸上、バスケットボールなどでも留学生の活躍は目出ちますが、世界的にはサッカーほどではないのでしょう。
でもいつかサッカーと同じ措置がとられる日がくるかもしれません。
 
サッカーの留学生はどうなりますかね。現在の高校1年は卒業するまで大丈夫なようですが、その後の世代は?
JFAの措置はよくみると、公式戦に出場できないということです。
ならばJFAが関知しないプライベートな大会を作ってしまえばいいのでは。
例えば、留学生が多い高校だけでリーグを作り、出場資格があるのは留学生のみ。
必要なら高校の枠を取り払って、関東高校連合とかの暴走族の出来損ないのような名前で地域ごとに作るとか。
プロ予備軍だし、そこそこレベルの高い試合が期待できてスポンサーもつきそうですが、ダメかな?
 
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