東京オリンピックまであと半年。
開催するのかしないのか、いろいろ報道が増えてきました。
菅さんは当然やれるぜという立場。
負けてられるかとばかりにIOCのバッハ会長も怪気炎。
もちろん小池都知事も。
みなさん強気なのは結構ですが、本当にできると思っているかはどうでしょう。
誰が先にやめるといいだすか、壮大なチキンレースと思われます。
本気でやる気があるのであれば、もういろんな動きがなければ間に合いません。
例えば観客を入れるのか入れないのか。
もし入れるのであれば、ボランティアの協力は不可欠。
でも、昨年ならOKだったボランティアが今年も大丈夫とは限りません。
足りない分をどうするのかという話は耳にしません。
一応、以下のような記事がでていますが、世間の反応をみただけでしょう。
おそらく無観客で行こうと決めているのではないでしょうか。
コロナ対策は選手だけに絞れますからね。
今はひましているクルーズ船を一隻チャーターして、晴海ふ頭にでも浮かべておけば、万一選手に感染者がでてもなんとかなりそうだし。
でも発生しうるいろんなパターンを考えついて、その対応まで完全でないと開催都市としての責任は果たせません。
コロナ対応でいっぱいいっぱいなのに、この辺りまで手が回るかどうか。
トラブルのない開催を行うのが東京の責任なら、無事に選手を送り込むのがIOCの責任。
ところが、出場国・選手がまだ決まっていない競技はかなりの数。
私がチケットをもっている男子7人制ラグビーは、6月19~20日にモナコで開催される最終予選で決定します。
最終予選のころのモナコが平和な状況だといいのですが。
おそらく人気№1になりそうな男子サッカーでは「北中米カリブ海」代表が決まっていないようです。
アメリカの今の状況では、サッカーの国際試合はできそうにありません。
2日間で決められるラグビーとは事情がちがいます。
いつやるのかはわかりませんが、どこかの場所で集中開催しかないでしょうね。
それでも開催できるかどうか。
決定できなかった時の方針はきまっているのでしょうかね。
それこそプランB、Cが必要だと思いますが。
一競技くらいならまだしも、軒並み選手がそろわない競技だらけとなったらさすがにIOCも白旗でしょう。
ただ、日本の世論は中止が多数派。
無理に開催しようとすると、今年の選挙に響きます。
このあたりはIOCもわかっているだろうから、チキンレースは日本がかなり不利なように思えます。
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