おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

インバウンド崩壊 日本人をもう少し大事にしないと

海外からの観光客というのはなぜか一発でわかりますが、新型肺炎の流行から東京では本当にみかけなくなりました。
私が日本語を教えている外国人のご両親が桜の季節にあわせて来日する予定だったのですが、キャンセルになったと寂しそうに言っていました。
日本で暮らしている我々はそれほど意識しませんが、海外からはそういう目で見られているということは忘れないようにしないといけませんね。

 


さて、日本人向けからインバウンド向けに転向したお店などはかなり苦戦しているようです。
 
その分日本人が落ち着いて買い物できるというのはそのとおりですね。
上記の記事の中にはアメ横も出てきます。
私は時々寄席に行きますが東京にある定席寄席のうち、よく行くのは上野の鈴本演芸場
ここはアメ横がすぐ近くにあるので、行き帰りにはアメ横をよく通ります。
当然、インバウンドの客狙いのお店が多いです。
 
バブルの頃、アメ横の近くにお客さんの会社があってよく通りましたが、その頃とはかなり雰囲気が変わりました。
当時は日本人だけ相手にしていればよかった時代。
あの頃に戻ってくれとは言いませんが、もう少し日本人客を大事にしてほしいなあ。
 
そのチャンスは一瞬だけあったんですけどね。
もう7年前になるNHKの朝ドラ「あまちゃん」の時に、アメ横が舞台になりました。
ドラマ中のアイドルグループ「アメ横女学園」とタイアップできなかったのかな。
 
放送している当時に、アメ横には一度行きましたが、あまちゃんの雰囲気はあまりありませんでしたね。
三陸鉄道など、いまだにあまちゃんファンがよく乗りにいっているのに、残念ですね。
日本人のお客さんがどこまで戻ってくるか。
中国人観光客向けという印象はそう簡単には消えませんからね。
 
その意味では、今の政府が進めるインバウンドがどこまで効果的なのか、きちんと検証するでしょうか。
売上だけに注目するのではなく、オーバーツーリズムなどの負の側面まで盛り込まないと。
インバウンド政策が1から10まで間違っているとは思いませんが、あまりにも内需を軽視しすぎたように思います。
そろそろインバウンド含めたアベノミクスの成否について話し合われてもいいはず。
このあたりの内容も国会で話してほしいものです。
 
スポンサーリンク