新型コロナウイルスの何がデマだかわからないな - おひとりさまの団地暮らしの日々

9日に専門家会議が行われ、新型コロナの流行は年を越えるかも、という話しがでてきました。
インフルエンザのように暖かくなったら消えてなくなると思っていたので、びっくりしましたね。

こうなると、夏場をどうするかが問題になってきます。
夏に風邪をひくと、周りは冷房だらけですから体は冷えっぱなし。なかなか治りづらい状況になってしまいます。
新型コロナもこうなるのかは、まだ誰もわからないわけで、やっぱりかからないような努力を続けるしかないでしょうね。

ところが、その努力の仕方についていろんな情報が出回っていて、何が正しいのやら。
トイレットペーパーのデマにいまだに翻弄されている人の多さを考えると、今後もデマに右往左往させられるでしょうね。
私も他人事ではないので、自戒しなければ。

で、そのデマをひとまとめにしたのが、今週発売の週刊ポスト。

買って読みましたが、安倍首相やWHOまでデマの発信元と一刀両断しています。
新型コロナ騒動での中国忖度のツートップですから、そういう目で見られてもしょうがないか。

その週刊ポストの記事に、「感染予防Q&A」マニュアル　なる記事があります。
名古屋市衛生研究所の所長が監修しているようですが、ウイルスの正体が明らかでない以上はこれが100％正しいという証拠もないわけで、もうなにを信じていいかわからないな。

ところで、この感染予防Q&Aマニュアルですが、当然手洗いは推奨しています。
手洗いの項目では、石鹸やアルコール消毒でウイルスを破壊できるとしています。
これはもはや国民の常識といっていい内容でしょう。
そのせいか、除菌用のシートや、アルコール消毒液が店頭から姿を消しています。

除菌シートなどは、糖尿病の患者さんがインスリン注射をするときに必ず使わなければなりません。
除菌シートがないということは、生命の危機になりかねないのです。

ところが、その手洗いにアルコールなど不要、水だけで十分だと言っているのが、こちらの方。
医師・医学博士の藤田紘一郎氏。本を何冊も出していて東京医科歯科大学名誉教授でもあります。

なんと、流水で10秒だけでOKだそうです。
皮ふには常在菌があり、バリアのように皮ふを守ってくれているとのこと。
石鹸やアルコールはこのバリアを破壊するので、皮膚は丸裸。
ウイルスの侵入を許してしまうのだそうです。

これが本当なら、アルコールなどいらなくなるので、買いだめなんかも起きないでしょう。

でもマスコミで取り上げているところは皆無。
どうしてもこちらの方が胡散臭く感じるからでしょうか。
今回ばかりは実験するわけにもいきませんからね。

どんな媒体でもいいから、藤田医師がでてきて説明してくれれば多少は信用するんですけどね。