おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

トイレットペーパー買い占め騒動再び

昭和48年に起こったオイルショックと、それに伴うトイレットペーパーの買い占め騒動。
もう覚えている人の方が少数派になりましたが、小学生だった私もスーパーへの買い出しに駆り出されました。
一人につき2つだけの限定販売。子どもも立派な戦力でした。
 
この買い占め騒動、根拠があったわけではなく、たしかスーパーのチラシの文言からどんどん日本中に広がっていったと記憶しています。
それから50年近くたって、またこの光景にお目にかかるとは思いませんでした。
原因はSNSでのデマ情報。九州で買い占めが起きているというのはネットのニュースでみたのですが、供給には全然問題ないという報道を見ていたので、すぐにおさまるだろうなあと思っていたのですが。
 
ところが、九州から遠く離れた地元のスーパーが上記の記事中の写真のような状態になっておりました。
デマに騙されやすい人が多いのか、はたまた転売ヤーの仕業なのか、いずれにしてもいい迷惑です。
もうすぐキッチンペーパーが切れるので、買おうと思っていた矢先だったもので。
 
まあ、紙製品は結構場所をとるので、一般家庭がこぞって買いだめに走るのは考えづらく、転売ヤーの買い占めの方が多そうです。
彼らがそんな行動をとるのは、高く売れると考えているから。
 
となると、高く売れそうと思われている間は買い占めは続くし、思われなくなったら止むことになります。
転売ヤーに諦めさせるには、高く売れなさそうと思い知らせてやることです。
そのためには供給に不安がないと、それなりの立場の人が表明することでしょう。
一応、政府も官房副長官の人が言っているようですが、あまり効果がなかったようです。
それはそうでしょうね。
これまでの政府の言動は隠蔽、虚偽のオンパレード。
普段はいい加減なことをしている相手を、いざという時に信じられるわけがありません。
まさにイソップ物語オオカミ少年
 
これまで安倍応援団だったマスコミや著名人も新型肺炎対応については批判を始めています。
オオカミならぬコロナウイルスで内閣が倒れるのは自業自得としても、国民生活まで道連れはごめんです。
 
デマがはびこるのは正しい情報が広くいきわたっていないからでしょう。
マスコミも空っぽの店の棚を放送するのではなく、工場からの出荷作業の映像とか不安を打ち消す報道をしてほしいものです。
 
スポンサーリンク