おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

結局のところマスクは要るのか要らないのか

最近朝のラッシュ時に電車に乗っていないのですが、かなり空いているんでしょうか。
昼間行きかう人が激減しているので、おそらく朝のラッシュも以前ほどではないと思いますが。
外を出歩く人が少なくなった中でも、マスクをしている人は80%くらいでしょうか。
相変わらずマスク不足は深刻なまま。
そこへ安倍首相が布マスクを2枚配布する方針を固めたようです。
アベノマスクとか質の悪いエイプリルフールとか、評判は散々です。
 
最初見出しを見た時は、全世帯の住民一人2枚かと勘違いしました。
世帯ごとに2枚なんですね。
私のようなおひとりさまも、3世代8人が住んでいても2枚のようです。
なんだかやってる感をだすためだけのように思います。
 
確かに、送る前にマスクを2枚袋詰めにすれば準備は簡単。
後は世帯主向けの宛名シールを張り付けるだけですから。
ほぼ自動化で対応できそうです。
 
住民全員となると、人数カウントして世帯ごとに何枚かチェックして、さらに宛先シールと合っているかをチェックと、何重もチェックしなければなりません。
日本全世帯ですから、どれだけの人手がかかるか。
作業場所がクラスターになったら笑い話ではすみませんからね。
なので、世帯ごとに一律というのは理解できるのですが、そもそも全世帯にマスクの配布は必要なのかどうか。
 
大体、マスクを正しくつけていない人はかなりの人数になります。
10人に1人とまではいきませんが、確実に20人に1人は鼻の孔を見せた形でマスクをつけています。
これではマスクをつけてもつけなくても同じ。
こういう人たちに配ってもマスクが無駄に使われるだけです。
 
中国忖度が明確になってから極めて評判の悪いWHOも一応マスクの使用方針のようなものを発表しています。
 
この中には、
If you are healthy, you only need to wear a mask if you are taking care of a person with suspected 2019-nCoV infection.
という記述があります。
あんたが健康ならマスクが必要なのは世話をしている人がコロナウイルスに感染している時だけだ、という見解です。
 
一方で、
Wear a mask if you are coughing or sneezing.
とあります。
咳やくしゃみをしている場合はマスクをつけろ、と言っています。
知らないうちに感染していても、なんの症状もない人にはマスクは必要ないということになりそうです。
 
WHOを全面的に信用するなら」感染しても症状が出なければマスクをつけなくても問題ないということになります。
電車に乗っても、いまでは咳をする人はほとんどいません。
ということは出歩いている人のほとんどはマスクは必要ないことになります。
 
だったら医療崩壊を防ぐうえでも、医療機関にマスクを回したほうがはるかに世の中の役にたつことになるのですが。
ただ、マスクが手に入らなくて、フラストレーションがたまっている人が多いのも事実。
それなら、マスクの効果が薄くても20枚くらい配るならまだいいかもしれません。
いずれにしてもマスク2枚は中途半端に思えます。
それでも強行するんでしょうね、安倍さんは。
 
 
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