おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

あーあ、言っちゃった

国会で安倍首相が持続化給付金の支給遅れについて質問され、ヒートアップしたそうです。
安倍さんがいきり立ったのは、野党からの質問で、「遅い、いつまでに全部支給できるか日付を示せ」といわれたからのようです。

 


国会中継みていたわけではなく、もしかするとマスコミ得意の切り取りかもしれませんが、「いつまでに終わる」と真正面から答えることはなく、「一生懸命やっている」とすり替えた答弁をしています。
一見、部下をかばっているかのようですが、全く逆。
むしろ追い込んでいます。
 
「一生懸命やっている」は組織のトップにいる人間が外部の人に絶対言ってはいけない言葉、禁句中の禁句です。
「一生懸命やっている」のに、結果が十分ではないことは安倍さん自身が認めていること。
ということは、これ以上ないくらいに働いているのに、結果を出せない無能者の集団と言っているのと同じだからです。
 
上記のニュースでは、「一生懸命やっていることは評価してほしい」と言っています。
これは結果よりも、プロセスを回していることの方が重要ということ。
結果を出すことが目的のはずなのに、仕事をすること自体が目的になっています。
残業が多い方が評価が高くなる、一昔前の日本企業のようです。
 
安倍さんは支給が遅い理由に、申請者の書類の不備をあげていました。役所だけが悪いわけではないとの言い訳。
 
それなら、なぜ不備が大量に発生しているのか、分析させるのがトップの役割。
その上で改善策を立案させ、実行させる。
それでも不十分なら、別の改善策を考えさせる。
これを繰り返さなければ、現状が変わることはありません。
 
でも、安倍さんは一生懸命やっているからいいという考え方。
このまま死ぬ気で行け、ということ。
現場は疲弊し、お金が届かない事業者は倒産の危機。
確か安倍さんは百数十日連続して執務しているというのをみました。
おそらく安倍さん自身が一生懸命やっているという考え方なのでしょうね。
 
確か政府は働き方改革を声高に叫んでいたはずだけど、安倍さんが首相の間はまず無理そうです。
 
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