権力闘争を見るのは嫌いではありません。
人間の業を目の当たりにできるので。
自分に火の粉が降りかからない限りにおいてですが。
これなんか完全にそうですね。
安倍前首相の桜を見る会問題が、突然大炎上をはじめました。
安倍さんの秘書を検察が任意で取り調べをしたそうです。
あれだけ国会でさんざんやったのに今さらなぜ、というところです。
検察を正義の味方みたいに持ち上げる声がありますが、そんなわけありません。
地震や台風などの天災とちがって、誰かがやると決めたから始まっただけの話です。
安倍政権時代、がんじがらめにされた腹いせに検察が動いたのかもしれませんが、政府の一組織である以上、ちょっと考えづらいところ。
報じたのが安倍さん嫌いで知られる朝日ではなく、どちらかというと政権寄りの読売というのもなんだか裏がありそうです。
となると、安倍さんをおとなしくさせるために、政府中枢でぶち上げたと考えるのが自然。
なんでも、再々登板を狙っているような、そうでないような。
菅さんからすると、面白くないでしょうね。
あれだけさんざん尻拭いしたやったのに、後ろから鉄砲撃って来るとはなんと恩知らずかと思っているのかも。
だからまずは検察を動かして、おとなしくしてろと警告を出したんじゃないでしょうかね。
誰かが逮捕されるとか、そこまでいかないように思います。
これが平時なら安倍さんの逆襲も見ものですが、今はそれどころではありません。
コロナ対策をさっさとまとめないと、どんなことになるか。
それなのに、おっちょこちょいの野党が便乗してきそうです。
首相の時に追い込み切れなかったのだから、同じことやっても時間の無駄。
それよりもデジタル庁とかカーボンニュートラルとか、将来の日本の行く末を左右する案件の議論を挑んでほしいんだけどなあ、野党には。
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