ラグビーファンにとっては今年一番の注目イベント、2023年ワールドカップ組み合わせ抽選会が行われました。
報道されているとおり、日本はイングランド・アルゼンチンと同じ組になりました。
日本は死の組に入ったといわれていますが、日本が入る組は必ず死の組。
なにより日本自体が強くなったので、自動的にそうなってしまいます。
ただ、イングランド・アルゼンチンは両方とも日本より格上。
ファンの中には早くも諦めムードが漂っているのも無理ありません。
それでもHC・主将にそんな気持ちが微塵も感じられないのは頼もしい限りです。
1ファンに過ぎない私が好き勝手言わせていただくと、そんなに悪い組み合わせとは思いません。
確かに両チームとも強豪ですが、似たようなタイプのチーム。
強力FWと大型バックスで勝負してきます。
チームビルディングにしても、ゲームプランにしても同じような対策で進められます。
さらに言えば、同じ組のオセアニア第1代表に予想されるサモアかトンガも同じタイプ。
あれこれ迷う必要がない分、集中して取り組めます。
逆に日本は、フィットネスに富み、細かいパスをつないでスピードで勝負するチーム。
両チームからすると日本対策が別に必要になります。
そして日本がどんなチームになるか、まだわかりません。
2019年大会の準々決勝で日本は本気の南アフリカと対戦、完敗しました。
負けてもまだ望みがある1次リーグでは、この時の南アフリカよりは両チームとも絶対に強くありません。
南アフリカ戦を徹底的にレビューし、できたことできなかったことを整理して改善点をみつけることがそのまま対策につながります。
グループ2位以内になるには、どちらかを倒さなければなりません。
難しいのは間違いありませんが、絶対勝てない相手でもありません。
不安よりも楽しみが大きい、抽選会の結果です。
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