9月1日はけっこうニュースが多かったですね。
上は眞子さまと小室さんの結婚から、下は河村市長のコロナ感染まで。
国民生活への影響を考えると、本当ならこっちがトップニュース扱いになって然るべきですが。
デジタル庁の発足です。
トップどころか、ニュースがどこにあるのか探すのが難しいほどです。
個人的に一番注目していたデジタル監は一橋大学名誉教授の石倉洋子氏。
あまり存じませんが、よく写真での顔はみかけます。
ITのエキスパートにするかマネジメントのプロを据えるか、どちらだろうと思っていたらマネジメントの方を選びましたか。
中途半端にITに詳しい自称専門家よりよかったんじゃないでしょうか。
技術的なことは部下に任せて、全体からみて最適な判断を下せる能力があるから選ばれたんでしょうから。
問題はデジタル庁生みの親である菅首相がいなくなる可能性が高いこと。
首相の後ろ盾があるから各省庁も言うことを聞くというもの。
菅さん続投ならまだしも、岸田首相とかになったらどこまで力を持てるか。
前任者の否定から入るトップは珍しくないというか、そちらの方が多いですからね。
菅内閣の象徴ともいえるデジタル庁を骨抜きにしても全然驚きません。
デジタル庁の目標は今後5年で省庁や自治体のシステムを統一することだそうです。
菅さんが首相のうちに、何年何月までに何ができているといった細かいロードマップまで作らないとダメでしょうね。
目に見える形のスケジュールを国民にみせれば、支持率も上がると思いますが、どうでしょうかねえ。