最近スポーツの応援の姿について物議を醸すシーンをよく目にします。
サッカーは浦和レッズのサポーターが暴行騒ぎ。
褒められた話ではありませんが、最近急にマナーが悪くなったわけでもありません。
昭和50年代半ばくらいまでは、プロ野球で優勝が決まった時は観客がグラウンドになだれ込むのが普通。
それどころか、昭和48年に甲子園球場で巨人がV9を達成した時は阪神ファンが巨人ベンチめがけて襲いかかるということまでやらかしていました。
巨人の選手も何人かケガしたみたいですね。
これに比べたらレッズサポもかわいいもの。
まあ選手が乗ったバスを取り囲んだりしているから、五十歩百歩かな。
それでもこれらはプロスポーツでの話。
一応建前としては学校教育の一環としての高校野球の応援となると。
水曜日は3時からリモートの日本語レッスンがあるので、2時から30分程度高校野球をみていました。
ニュースで事前に知ってはいましたが、慶應の応援の凄まじいこと。
現役の生徒だけではなく、慶應OBが大挙して乗り込んだ結果。
ちょっとやり過ぎではなかったかな。
決勝戦前に仙台育英の監督さんが皮肉交じりで慶應の応援を警戒していましたが、まさに的中。
野球の練習はできても、大声援のアウェーでのプレーの練習はできません。
連携の声掛けも聞こえなかった時もあるようで、仙台育英の選手には同情します。
高校野球についてはきれいごとばかり並べている主催者の朝日新聞。
決勝が行われた環境について、なにかしら是正する見解を出したら少しは見直すのですが。