土曜日の世界一受けたい授業で、嫌われワードの話をやっていました。
たしかに、無意識のうちに使っているような表現があります。
この中で、言わずにすんでいるのは「自慢じゃないけど」→「自慢してもいいかな」くらいかな。
あまり自慢するようなものはありませんけどね。
でも言われてカチンとする言葉を、自分でも使ってしまうのはどうしてでしょうね。
人に物を教えている仕事についているのだから、気をつけないといけないな。
そういった意味では、五冠を達成した藤井さんのこの発言はどうだろう。
8つのタイトルのうち、5つも取っているのに実力不足とか言われると、他の棋士の立場がなくなっちゃう。
渡辺明王将は4タテくらって王将の座を奪取されたのだから、さぞや心境は複雑でしょう。
謙虚なのはわかるけど、度が過ぎると嫌味に聞こえてしまうかも。
この場合、なんて言えばいいんだろう。
今の時点では「八冠目指して頑張ります」だろうけど、八冠達成は確実だから取った後はどうするか。
アントニオ猪木ばりに「誰の挑戦でも受ける」とかしかなさそうに思えるなあ。
まあ、天才が集まる棋士の中でもさらに天才をみせつけている人。
一般常識とか超越した存在になっているから関係ないか。
