もう4年まえになりますが、平昌オリンピックの時にヨーロッパの人と日本語レッスン内でジャンプのルール改正について話をしたことを覚えています。
日本が強くなり過ぎたので、日本たたきのためにルールを変えたというのが日本の定説。
でも、彼らに言わせるとフェア(公平さ)を保つために行ったことらしいです。
体格に劣る日本人に有利なルールだったから、体格で差がつかないようなルールに変えただけ、という認識。
日本人は与えられたルールの中で最善を尽くす行動をとりますが、ルールそのものを変えるという意識にはなかなかいきません。
ご都合主義にも思えますが、「公平さ」が最優先のようです。
となると、こちらはちょっと公平とは言えないかなあ。
言い訳にしてもあまりいい出来栄えではありませんが、出場が許されたのは15歳だから。
シニアの大会に出る以上は、同じルールでないと公平ではありません。
今回の件は、特にヨーロッパの人たちの怒りが大きいように感じます。
それにしてもこのドーピング騒動、誰も得していないように見える。
仮に金を取ったとしても剥奪される可能性は低くなく、ワリエワ選手には一生影がついてまわります。
ロシアも相変わらずと印象ついてしまっているし、出場が認められたことでオリンピックもずいぶん傷つきました。
陰謀論からすると最も得した人物が犯人なのだけど、絵を描いた人物は大間抜けということになるな。