最近フロッピーの話を耳にします。
未来技術遺産というのに登録されたかと思えば、
河野大臣からはゴミくず扱い。
いまでは個人で使っている人はほとんどいないでしょうね。
昔はノートPCにもフロッピー用のスロットが標準装備されていましたが、10年くらい前からはみかけなくなりました。
容量は1MBしかないので、画像を含むデータはまず保存は無理。
テキストデータしか扱うことのなかった時代の遺物です。
役所はまだ使っているのなら、データのやり取りもごくわずかなサイズのものということになります。
どんなデータなんでしょうかね。
最近の若い人はフロッピーを見たことのない人も珍しくないでしょうが、使っていても3.5インチのもののはず。
私が1985年に新卒で働き始めたIT企業では、大型のコンピュータを使ったシステムの構築が仕事。
主に使われていたのはMTというテープ媒体。
コンピュータを象徴する映像で、テープがくるくる回っているのを1970年代にはよく見かけたもの。
当時でもフロッピーは使われていましたが、サイズは8インチ。
ちょっとした弁当箱よりも大きいサイズです。
あと、オフィスで使われるワープロなんかでは5インチのフロッピーも使われていました。
新人の頃は、サイズが違っても容量が同じということが不思議で仕方がなかったものです。
そんなわけで、フロッピーについては私は5インチや8インチの方が思い入れが強いです。
未来技術遺産には5インチ・8インチも飾ってほしいところです。