おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

同じ悩みを持つ人は過去も将来もいるのです

大河ドラマの「鎌倉殿の13人」。
畠山重忠の乱→北条時政失脚→和田合戦と主要人物が次々と退場していきます。
見ていて困るのが、まったく年齢を感じさせないこと。
畠山重忠なんかは、20代前半のまま。
嫡子の畠山重保とほとんど変わりません。
前作もそうでしたが、NHKは老けメイクをしないと決めたんでしょうかね。

 

一方で、11日に放送された「歩き巫女」の老婆役ででていた大竹しのぶさんは誰だかわからないほどの特殊メイク。

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たぶんこの回だけの出演みたいだから、凝りに凝ったのかもしれません。
老けメイクは予算と役者さんのスケジュールの関係でやっていないのかな。

 

大竹しのぶさんの演技の凄さは言うまでもありませんが、印象に残ったせりふ回しがありました。
身を隠した実朝への言葉です。

以下、上記記事からの引用。

 

歩き巫女「これだけは言っておくよ。おまえの悩みは、どんなものであっても、それはおまえ1人の悩みではない。遥か昔から、同じことで悩んできた者がいることを、忘れるな。この先も、おまえと同じことで悩む者がいることを、忘れるな。悩みというのは、そういうものじゃ。おまえ1人ではないんだ。決して。気が晴れたか」

 

見ていて、あー確かにと思いましたね。
大体、人のやることはそんなに違わないもので、人の能力もそれほど変わらないとすれば、同じ悩みは過去に誰かが経験して解決しているもの。

だから、悩みの解決方法は必ずあるのです。
そこに気づけば自分だけが不幸のどん底にいるとか、被害妄想にとらわれることもなくなるでしょう。


悩みまくっていた10代20代の頃に、鎌倉殿の13人やってたらなあ。
再放送でいいから、最近の悩み多き若い人にも見てもらいたいシーンでした。