大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。
3日放送分は、源頼朝の落馬から2代目鎌倉殿の誕生までを描いていました。
半年間の頼朝編のエピローグ兼これからの北条編のプロローグという感じ。
これまでいい人キャラだった人が、頼朝の死をきっかけにキャラ変。
欲望をむき出しにしていく姿には見ていてドキドキしました。
これから御家人同士の血で血を洗うバトルロイヤルの始まりを、視聴者に告知したかのようでした。
三谷脚本もそうですが、役者さんの演技も光っていましたね。
大河ドラマは史実をたどっていくので、誰がどうなるかはもうわかっています。
三谷幸喜さんはどんな感じで落とし込んでいくのかな。
想像だけど、三谷さんは「仁義なき戦い」を参考にしているんじゃないかな。
裏切ったり裏切られたりと、人間のエゴが前面にでている作品なので、鎌倉殿の13人にぴったり。
これから始まる権力闘争をどう描いていくのか楽しみです。
これで正式？に頼朝が退場した訳ですが、残念だった点が一つ。
同じ三谷作品の「真田丸」で大泉洋さん演ずる真田信之は、よく「黙れ、こわっぱ！」と言われていました。
もしかすると頼朝の口からこのセリフが出てくるかなと期待していましたが、なかったですね。
このくらいのお遊びはあってもいいと思うんですけどね。
