土曜日、近所のショッピングモールで防災についてのイベントをやっていました。
3月11日ですからね。
広場に起震車置いて、震度7を経験するというのもやっていました。
揺れがどのくらいかを経験しておくのはいいかもしれません。
でも本当の地震で怖いのは、家具も一緒に動き出すこと。
起震車ではテーブルしかないものが多いようですが、戸棚や電子レンジなんかはありません。
本物の台所とはちょっと違うので、そこはね。
震災からはや12年。
今年高校生になる人たちだと、ほとんど記憶にないでしょう。
震災当時を経験している人は減りこそすれ、増えることはありません。
だからでしょうか、TVなんかの特集をみているとこれまでの鎮魂的なものより、語り継いでいくことのほうが中心になってきたように思います。
私たちの年代の戦争がそんな感じ。
子供たちに戦争を語り継いでいかなければという思いは、TVや映画なんかに溢れていました。
当時の子供が夢中になっていたアニメの「巨人の星」や「タイガーマスク」などは、戦争の影が色濃く残っていました。
巨人の星はベトナム戦争までおまけについてきましたね。
戦争は誰かが起こそうと思わなければ起きないけど、地震は勝手に起きます。
そういった意味では戦争よりも、継続的に防災の啓蒙活動が必要だろうな。
津波の映像とかトラウマになっている人もいるし、なかなか難しいだろうけど。
「すずめの戸締り」みたいにアニメ作品ならありうるか。
ジブリも取り上げたら結構影響大きいでしょうね。