3月11日が近くなると、どのマスコミも地震・震災関係のニュースが増えてきます。
被災者の方の現状を知らせるのが多いですが、震災から得られた教訓を伝えるのも多いです。
【東京から伝えたい】「震災が起きたら、避難所」だけではない「マンションにとどまる」選択、問題はトイレ(withnews) - Yahoo!ニュース
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この記事は、地震発生後の死角ともいえるトイレについて考えた記事です。
UR住宅ももちろん耐震化を進めていますが、建物全体のいわばハードウェアの話。
生活に必要なものをソフトウェアとするなら、本当に大丈夫かは起きてみないとわからないというのが本当のところ。
というのは、集合住宅である以上は私も含め、住民ひとりひとりがしっかりルールを守っているかわからないからです。
わざとでなくても、ひとりの不注意が全体をボロボロにするのはよくある話です。
記事の中にもありますが、地震のダメージが明らかになる前はトイレの水を流さない方がいいとのこと。
このことはどこかで読んだ記憶がありますが、大地震当日にトイレの水を流さないという行動をとれるか、全く自信がありません。
50年以上も一軒家で過ごしてきましたから、自分のことだけ考えていればいい習慣がしみついているのです。
もちろん、一軒家でも設備の故障の可能性はあるし、むしろ集合住宅の建物より壊れやすいでしょう。でもそうなると自分が我慢すれば済む話。
集合住宅の場合は他の人も巻き込んでしまいますから大変です。
特にトイレの場合は、臭いだけではなく健康にも悪影響を及ぼす可能性がありますから、絶対に守りたい生活インフラの一つです。
URでいろんな注意事項を各戸に配布していますが、トイレの話は見た記憶がありません。
私が住んでいる棟は、2011年にはもう建てられていましたから、ダメージはなかったのかもしれません。
建物は大丈夫でも、下水道自体がこわれたらどうなるのかなあ。
心配しはじめたらきりがありません。
でも、阪神・淡路、東日本、熊本に、これ以外でも大きな地震は数年に1度は起こっています。
その経験を被災者の人たちは伝えてくれています。
それを活かさないのは学習能力がないといわれてもしょうがないでしょう。
トイレ使用禁止を忘れないように、百均で買ったドライブ用の簡易トイレでも置いておくことにしましょうかね。
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