話を聞かない日はないくらい、あっという間に世の中に浸透してきたChatGPT。
それだけにまだ使い方についていろんな意見がでてきていますね。
私はまだ自分で使ったことはありませんが、日本語レッスンで使いました。
リモートレッスンの時、生徒さんがChatGPTの作る文章がどれだけ自然かをチェックしたいとの要望を受けたからです。
生徒さんの画面を共有していろんなお題を出してみました。
新製品のプレゼンのセリフはよくできていました。
直すところはまったくなかったですね。
結論から入り理由をいくつか、将来の見通しまでつけて最後にまとめ。
ある程度パターン化されて、論理的に展開できる文章ならほぼ完璧でしょうね。
一方で、お客さんに謝罪するような内容はまだまだ。
かえって火に油を注ぐような表現も作ってきました。
たぶんですが、コールセンターで使われているような表現をベースにしたのだと思います。
謝罪文の効果は聞き手の心境に大きく左右されるので、プレゼンのようなわけにはいきません。
ただ、いまの不完全な状態がずっと続くとは到底思えません。
このあたり、どうやって改善していくのか興味があります。
ビッグデータといっても、見当違いのデータを集めたら見当違いのアウトプットしか得られません。
どんな風に成長させるんでしょうね。
確実に言えるのは、今日のChatGPTと明日のChatGPTは別物であると言うこと。
ましてや1年後、2年後なんか想像もできません。
そんな中で現時点のChatGPTを元に、賛成だ反対だとネットで喧嘩するのはあまり意味がないように思えますが。