ひろゆき氏がシニアの労働事情に苦言、という記事を目にしました。
再雇用と再就職をごっちゃにしている感じがしなくもないですが、私も概ね賛成です。
再雇用される側からすると、かってしったる会社だから気分は楽でしょうが。
でも企業側からは、あと数年でいなくなるのがわかっているのに大事な仕事を任せられるはずがない。
かといって若い人より仕事が特段早い訳でもない。
過去の経験からアドバイスを求められることがあるだろうけど、そこまで人数は必要ではないですからねえ。
生産性の向上が日本企業の急務なのに、足を引っ張ってどうする。
再雇用義務になったのは少子化に伴い年金の余裕がなくなったから。
その分働くことでなんとかしてもらおうという意図。
年金部分を企業に肩代わりを押し付けたことに他なりません。
再雇用の場合、事業者側には助成金がでるみたいだけど、その分年金に回せばいいとも思う。
筋としては減税ならわかるけど。
60歳以上の社員が何割かより多くなった企業なら経費参入の額をあげるとか、損金繰り越しの年数を増やすとか。
シニアの人間集めて新規事業を起こす人の支援する方がよほど有効だと思うけど。
