私が小学生だった1970年代前半、バレーボールは人気スポーツでした。
「サインはV」や「アタックNo.1」といったTV番組の影響もあっただろうけど、一番大きかったのは強かったから。
1972年のミュンヘンオリンピックで男子バレーは金メダルをとるのだけれど、日本人ほとんど金メダルを確信していたように思います。
毎週アニメと実写のハイブリッドで「ミュンヘンへの道」という番組をやっていて、ほぼリアルタイムで全日本(当時はそう言っていました)のメンバーのエピソードを紹介していました。
見ていた側からすると金メダル以外ありえない感じでしたね。
ただ、そこをピークに成績は下降の一方。
オリンピックすら出場できないこともありましたね。
まあ、強くなりたいのか女の子にもてたいのかわからない選手もいましたからね。
ところが、いきなり強くなっちゃいましたね。
十分オリンピックのメダルも狙えます。
どうして強くなったのかは、やっぱり監督のようですね。
もしオリンピックでメダルを取れたら、エディーさんやホーバスさんのようにマスコミの人気者になることでしょう。
そんな指導者をどうやって招聘できたのか、興味があったのですが。
そこに日本バレーボール協会の川合俊一会長との対談記事。
なんだこりゃ。
協会会長なら監督の雇い主のトップ。
それなのに記者が聞いているかのよう。
上から目線でこれからどうやって日本を強くしていくのか問いただすくらいのこと言えないのかな。
監督からは皮肉交じりの受け答えもあるし、なんかなめられていないか。
トップがこんななのに結果を残しているとは。
ビッグモーターも色々内実がでてきているし、いまは摩訶不思議な組織が多くなりましたね。