バスケットボールやハンドボールなど、アジアの壁に阻まれていた球技の種目でオリンピック出場が続々と決まっています。
外国人の指導者の影響も大きいでしょうが、これまでと違って競技の取り組み方が違っているのではないかな。
私の年代が中心選手だった80年代後半から90年代前半は一番不振だったころ。
例外なく巨人の星やアタックNo.1などのスポーツ根性もの、スポ根アニメの影響を受けています。
「~道」と表現されて、修行僧のように練習しなければなりませんでした。
練習で出来なければ「根性が足りない」と怒られ、試合に負けたら「根性がない」と罵倒されていたもの。
根性だけで戦った結果がソウル五輪からアトランタ五輪までの成績不振。
選手を引退してコーチになってもどこまで教えられたのでしょうか。
最近の好成績は海外で勉強したコーチが増えてきて、スポ根で育った年代のコーチがリタイアしていっているのと無関係ではないように思います。
50年経ってようやく解放されたのなら結構なことですが。
日本が過去の呪縛からぬけだしそうなのに、韓国は大変そう。
親善試合に毛が生えたような野球の大会でも厳しい監視の目だそうです。
日本はこんな感じにならないでほしいけど、どうかなあ。
ところでマスコミはほぼスルーしていますが、7人制ラグビーのアジア予選がこの土日に開催中。
おそらく男女ともに決勝まではいくでしょうが、他競技と同じく出場権を取れますか。
女子はたぶん大丈夫でしょうが、男子はちょっと不安。
これまでのいい流れに、水をさすようなことにならないように頑張ってほしいところです。