歌手の中森明菜さんが北ウイングを再録したそうですね。
待望されている紅白にでてくれるかもしれません。
この時期になると出場歌手の話がでてくるものですが、あまり聞きません。
みんな興味がなくなっているのかもしれませんが、大物と交渉中だから出てこないのなら期待できそうです。
明菜が北ウイングを紅白で歌ってくれたら間違いなく見ます。
たぶん私の同年代の人はかなりみるはずだから、近年まれにみる高視聴率になるのではないかな。
早いもので、北ウイングがリリースされたのはもう40年前。
北ウイングがなんのことやら、最近の若い人はわからないでしょうね。
当時の日本の玄関口は成田空港。
そのターミナルが北ウイングと南ウイングに分かれていて、その北ウイングをテーマにしたもの。
当時はフラッグキャリアしか就航しておらず、北ウイングは日航と欧米系の一流どころが使っていたところ。
一方の南ウイングはアジア系などちょっと格が落ちる航空会社。
北ウイングの歌詞の中で「霧の街」というのがでてくるので、歌詞の主人公はロンドンに向かうと思われます。
だから北ウイングというタイトルにしたのでしょう。
歌番組の中で彼女が、「ユーミンの中央フリーウェイのように海外にいく人がこの歌をおもいだしてくれるとうれしい」と語っていたのを覚えています。
私は初めて乗ったのが大韓航空ですから南ウイング。
悔しかったですねえ。
ただ旅客数の増加に伴ってか成田空港は増改築が行われ、北ウイングという言葉は比較的すぐになくなってしまいました。
もう成田はLCCの方が中心になっているし、羽田は国際線ターミナルという無味乾燥な言葉。
なんかちょっと寂しいですな。