いろいろ物議を醸した都知事選もようやく終わり。
各社の事前調査を見る限り現職の再選が濃厚。
結局盛り上がったのかなあ。
幸か不幸か演説会に遭遇することはなかったのでよくわかりません。
再選されれば選挙の勝者はもちろん小池さん。
でももう一人勝ったと言えるのが全国的にはまったくの無名だった石丸さん。
おそらくこれから彼のもとには人とお金が集まってくるでしょう。
たぶん政治団体作って、次の国政選挙にうって出るのは間違いないところ。
それでちょっとしたブームになる。
完全にデジャヴです。
過去この手の人は大体一過性の人気で終わり、ブームは長続きしませんでした。
石丸さんの選挙活動を見る限りは現体制の批判が中心。
体制が変わってしまえば存在価値がなくなります。
過去事例を研究して同じ轍を踏まないやり方を進めたら期待できるけど、どうだろう。
まあ、なににしろ注目が集まって投票率が上がるのは結構なこと。
たとえそれが特定の団体が支援する候補者が当選したとしても。
旧統一協会が好き勝手やっていたのは、低投票率で組織票の重みが増したから。
投票率があがると浮動票が増えて、特定団体の言うことだけを聞くということは少なくなります。
前回の投票率は55.00%。
これより高ければ、石丸さんの出馬も価値があったことになるのですが。