おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

50代シングルが賃貸を選ぶべき理由

このブログのタイトルはおひとりさまと入っています。
おそらく、このブログをご覧の方も私と同じ50代シングルの方が多いと思います。
50代シングルの場合、まずこれから子供を作る可能性はないでしょう。
ということは、子孫に残す財産は必要ないということになります。
中には、離婚されて子供の養育費を払っていらっしゃるかたもいるでしょうが、ちょっと複雑になりすぎるので子供がいない前提で、以下話を進めます。

 

この年代になると、自分があと何年生きるかが気になってきます。

誰でも長生きはしたいでしょうが、長生きすることで経済的に困窮することもありえます。NHKでも以前特集番組を作って話題になっていましたね。
50代シングルは子供に財産を残さなくていいわけですから、死ぬときにちょうどお金がゼロになればベストということになります。
もちろんそうなる可能性はかなり低いですが、1000万も財産残したのではあきらめきれませんよね。

自宅が自分名義のままで死ぬということは、まさにこのことです。

もったいないということもありますが、死んだあとのことを考えると、かなり面倒くさい事態になります。
不動産ですから、登記を行います。自分が死んだあとの不動産をきちんと託せる人がいますか?
都心の一等地ならいいですが、「住むにはちょっと・・・」「アパート建てるにはちょっと・・・」という場所であれば託された人も困ってしまいます。相続したはいいが、何も使う方法が見つからず、固定資産税だけ払わなきゃいけませんし、台風などで家が壊れて誰かにケガをさせたり、隣の家に損害を与えたりしたら、賠償責任が発生しかねません。ですから、住む人が亡くなると放置されることが多いのです。
これが、現在社会問題になっている空き家問題です。

 

死んだ後のことなんか知るか! というのも一つの考え方ですが、常識ある人はそんな状態にして死ぬのは望まないでしょう。

 

では、マンションではいいか、というとそれもちょっと微妙です。住んでいる間にかかる費用がそれなりにかかってしまうからです。

不動産屋さんの定番のセールストークに、家賃とおなじ金額でマンションが持てます、というものがあります。家賃と同じローン返済額でマンションが買えるということです。

ツッコミどころはいくつかありますが、仮にこの条件が正しく、返済も終わっているとします。あとは費用はかからないかというと、決してそんなことはありません。

所有者には建物が存続している限り、管理費と修繕積立金を払う必要があります。これが結構な金額になります。場所、マンションの大きさにもよりますが、毎月4~5万円程度は見ていた方がいいでしょう。地方ならそれなりの賃貸マンションが借りられる金額です。収入が年金だけになった場合、ローンが終わったからと安心できませんよね。

 

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これらを考えると、やはり賃貸に軍配があがると思います。