おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

小学校に教科担任導入されるかも 先生は大変ですね

小学校に教科ごとの専門教員が教える教科担任が導入されるかもしれないとの報道がありました。
私は子供がいませんので、最近の小学校の事情はまったくわからず、1970年代前半の小学校しか知りません。
当時は、音楽・家庭科・図画工作に専任の先生がいましたが、すべての学年にいたかどうかは覚えていません。5年生の時にいたのは覚えているのですが。
小学5年から英語が教科になるとのことで、英語が話せない先生は少なくないでしょうから、教科担任の導入はやむを得ないでしょうね。

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報道でみるだけなのですが、小学校の先生は本当に大変そうです。ちょっとでも子供を傷つけるような言動をとると、TVに出てしまいかねませんから。

1970年代前半はそんなことはなく、少しくらい生徒を叩いても問題になることはありませんでしたし、親に言おうものなら反対に「悪いことしたのか」と怒られる始末でした。
そういう時代がいいとは思いませんが、教師に威厳があったのは事実です。
ところが、現在の先生方は保護者や教育委員会に文句を言われっぱなしのように思えます。
日本語教師にも小学校の先生から転身した人は少なくありませんが、みんな激務であったことを話してくれます。
特に精神面で追い込まれることが多いようですね。

憲法で定められている通り、国民の義務の一つに教育があります。正確には教育を受けさせる義務です。これは国の将来を担う子供たちに教育が必要だからですが、その教育方針は時代の要請によって変わってきます。

私が小学生の頃は高度成長期の真っ最中。均一的な労働者が必要とされた時代でした。だから可もなく不可もない、それでいて平均点の高い金太郎飴のような人間を社会に送り出すのが学校のミッションでした。

その後、悪名高いゆとり教育など、いろんな教育方針が出されました。
本当は国家百年の計に基づいて進めるべきなのでしょうが。ころころ変わりましたね。
よく言えば臨機応変、悪く言えば行き当たりばったり。
長期間で物事を考える中国との差がどんどん大きくなるのも当然に思います。

こんな上の方針に振り回される先生方には本当に同情しますが、世の中の動きに必ずしもついていけてなさそうなのも事実です。
大学を卒業してすぐに教師になり、その後ずっと学校で子供相手に教えるわけですからスキルアップの機会もあまりないのではないでしょうか。
そうであれば、22歳当時の知識・技術だけでその後の40年を過ごすわけで、それはいくらなんでも無理があります。どこかでアップデートが必要です。

そこでなのですが、一般企業に学校の先生を全員5年くらい出向させてみたらどうでしょうか。先生は視野が広がるし、企業側も少しでも人手不足の解消につながるかもしれません。
そうした実社会の経験を教育現場にフィードバックできるなら、学校改革にもつながるし結構いい考えだと思うのですが、どうでしょう?

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