なんとも悲しい事故が起きてしまいました。
私は地下鉄の東池袋の駅を使うので、事故が起きた約1時間後に現場を通りかかったのですが、あまりの物々しさに驚きました。
まだ現場検証の真っ最中で、ひっくり返った清掃車やはね飛ばされた自転車など、事故当時そのままの状態でした。
事故に巻き込まれた母子が亡くなったとのことで、気の毒としかいいようがありません。
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少なくなってきたとはいえ、まだ交通事故で多くの人命が失われています。
そこで運転自動化などの研究が進んでいるわけですが、交通量の少ない地域の高速道路ならともかく、こういった都会で実用化されるにはまだまだ先でしょうね。
人間なら渋滞が起きた時、慣れた道なら迂回する行動をとれますが、自動化された自動車にそこまでの判断ができるのか、夜間に無灯火の自転車は飛び出してきたとき、人間並みのスピードで反応できるのかなどなど、ちょっと考えただけで結構でてきます。
もちろん、世界中の開発経験の豊富なエンジニアが取り組んでいるので、そういった課題はクリアしたうえで実用化はされると思いますが。
でもどんなに優秀な人たちであっても、しょせんは人間。完璧なものができるとは限りません。
もう記憶が薄れかけていますが、ボーイング737MAXの墜落事故。
原因は搭載されているソフトウェアのバグだそうで、回避するにはオートパイロットの解除が必要でした。
おそらく、自動車の場合もこういった動作が必要になる事態が発生する可能性は低くないでしょう。
大地震に遭遇した時とか。
その時に瞬時に切り替えができるのか。
自動運転の精度が高いほど、安全性は高まりますが、その分手動化に切り替える機会は減ります。どうやったらいいか、まごまごしているうちに事故になってしまうかもしれません。
逆に手動化を頻繁に行うことになれば、安全性は低くなります。
まさにパラドックスです。
これを解決できれば、これから広がる自動運転市場の覇者になれるんでしょうけど。
これから高齢化がますます進んでいきますから、技術革新は必要です。
世界で存在感が薄くなっている日本の製造業ですが、はやぶさ2で示したような技術を落とし込んでほしいですね。
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