おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

もうすぐ5G時代 日本の逆襲が始まるかも

ようやく日本も5Gの強化に乗り出したようです。
6月4日の日経の記事で、全国の信号機に5Gの基地局の設置の検討を始めるとのこと。

tech.nikkeibp.co.jp

 

ポチっと応援していただけると嬉しいです!

にほんブログ村 ライフスタイルブログ おひとりさまへ

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代の生き方へ

これは期待できそうです。
日本がここ10年で一気に置いてきぼりを食ったのは既存環境の維持に手間をとられ過ぎたからだと思っています。

日本では、電話の固定回線が全国津々浦々まで張り巡らされています。
ところが、携帯電話の時代になると相対的に固定回線の重要性は低下します。
日本が長年時間とお金をかけて作り上げたインフラが過去のものになったのです。
新興国はこういったインフラはありませんから、携帯電話の環境を1から作り上げることができます。
従来環境との接続性なども考える必要がありませんから、さっさと構築できます。

日本はそういうわけにはいきません。
生真面目な国民性もあって、障害は一切起こさない覚悟でインフラを作ります。非互換性などもってのほか。
当然時間がかかります。
スピードに関しては中韓はもちろん、東南アジアの国々にも後塵を拝していると言ってもいいでしょう。

私がIT技術者時代、インフラ関係のユーザーは品質面で本当に厳しかったのを覚えています。
それだけプロ意識が強いのだと思います。
時代の流れの前では、それが裏目に出たともいえるのですが。

これから始まる5G時代。
IT業界から離れたので詳しいことはわかりませんが、5Gは基地局を大量に作る必要があるとのこと。高い周波数帯の電波は届く範囲が狭いからのようです。
で、日本ではうざいくらいにある信号機に作っちゃえという発想がでてきたのでしょう。
携帯電話用のアンテナは電柱に作ったり、土地を借りて作ったりしているようですから、もうすでに新しい基地局を作るのは限界を迎えているかもしれません。
その点、信号機はまだ手つかずの領域。
よく考えついたと思います。もしかすると、何かで使おうと機会をうかがっていたのかもしれませんが。

信号機は公共財産ですから、よけいな調整は要らないはずです。
さっさと作って信号機に当てはめてしまえば、案外早く5Gのインフラが全国に普及するかもしれません。
信号機以外にも、いろんな使いみちが考えられるインフラは結構ありそうですし。

最近のIT事情では、トップを走っていたのにいつの間にか最下位に落ちたり、逆に最下位からトップになることがごく普通の世界になりました。
既存のインフラを不良債権にするか、宝の山に変えるか、ここ1~2年くらいで決まってきそうです。

スポンサーリンク