おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

ワーケーションが日本を救う、かも

多いのか少ないのかわかりませんが、大騒ぎになりながらも進行中のGoToトラベルの参加者が延べ420万人にのぼったそうです。

 

news.yahoo.co.jp

 

お盆の飛行機も新幹線もガラガラでしたから、記事にある通りみんな近場で済ませたのでしょうね。
そうなると、プチ贅沢ということで普段は行かない高級旅館とかが人気になったのもうなずけます。
本当はインバウンド狙いで苦境に陥っている中小の業者を救いたかったのでしょうが、皮肉なものです。
おそらく東京が解禁されても、「なんとか警察」がはびこっている限りは同じ傾向が続きそうです。

 

日本在住の外国人の楽しみの一つが日本旅行
GoToトラベルの関心は高いのですが、私が日本語を教えている人は東京に住んでいる人がほとんどなので、指をくわえているだけ。

そんな彼らが大うけしたのが、これから推進されるかもしれない「ワーケーション」。
長期休暇で観光地にいても、時々は仕事ができますよというもの。
なんだか仕事から離れられない昭和のサラリーマンみたいですが。

 

toyokeizai.net

 

ワーケーションという言葉をニュースで聞いた時、どこかのカタカナ好きの官僚が言葉を作ったのかと思いましたが、workationという英語があって、辞書にも載っていました。

日本の自然を気に入っている外国人は多いですが、やはり田舎には長期滞在できないのがネック。
仕事ができるインフラが整っていないのもその大きな理由の一つです。
ワーケーションの考え方が定着すれば、観光地でのインフラの充実が期待できます。
そうなると休暇中でも仕事をすることができ、現在は閑散期でも観光する人が増える可能性が高くなります。
いかにも外国人エクゼクティブが好きそうなスタイルですから、彼らの期待もこの辺でしょうか。

日本の観光の弱点が、観光客がGW・お盆・正月に集中すること。
それがばらければ、これまで旅行に行けなかった人も行けるようになります。
インバウンドなどに頼らなくても、国内だけでも十分ビジネスが成り立ちそう。
コロナがもたらしたビジネス環境の変化にうまく適応できるような政策を打てればいいのですが。

でもこういうのは利権がからむのが普通。
妙な方向に行かないことを望みます。

 

スポンサーリンク