もうすぐはじまるG20。会場となる大阪では6月27日と28日は幼稚園や小中学校が休校になるそうです。それにあわせて学童保育もお休みになるようで、働いているお父さん・お母さんに困惑の声がひろがっているとのこと。
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おひとりさま東京都民の私は大変そうだなあと他人事になってしまいますが、当人の方々にとっては大問題。そんなに休めるわけはないですからね。
で、休校になる理由というのが大規模な交通規制により渋滞が予想されることから、子供たちの安全を守るためということです。
なんだか今一つ説得力に欠けますが、まあ子供にウロチョロされると警備の邪魔ということなんでしょうか。
でも本当に渋滞が休校の理由なら、2020年の東京も十分可能性があります。
招致の時はコンパクト五輪と言っていましたが、いつのまにやらどんどん肥大化していったのは誰もが知っています。
当初予定ならそれほど広くなく影響も限定的だったでしょうが、今や開催場所は関東一円に広がっていますからね。
選手が競技の開始時間に遅れては一大事。選手の送迎は最優先で行われるはずです。
通行止めにするのかパトカーが先導するのかわかりませんが、一般車両が通行を制限されるのは目に見えていて、東京都民の生活に影響があるのは間違いありません。
気になるのはスーパーやコンビニの配送トラックの状況。
競技場近辺ではいつもと同じルートを通ることは無理なはずです。
普段は通らない細い道やら路地やらをトラックが通ることになるかもしれません。
確かにこれでは子供たちの安全を心配するのもわかります。
競技時間も確か決まったはずなので、送迎などについてはタイムテーブルが絶賛作成中のはずですが、どうなっているんでしょうね。
これが公表されないと物流会社の対応もできなくなるので早めにでるとは思うのですが。
まあ、いろんなシミュレーションしているはずなので、そう簡単には出ないとも言えますね。
この記事書いていて色々思うところがでてきたのですが、もろ手を挙げて「オリンピック万歳！」とはいえないように思います。
トラックの到着時刻が遅れるということは、ドライバーの残業代もでてくるでしょうし、お店内部の検品や棚出しなどの作業予定時間がずれる可能性も多いにあります。
消費者側としても、お店にわざわざ行ったのに商品が何もなかったということにもなりかねません。
なんだか2011年の春を思い起こさせます。
これを防ぐのは徹底した準備以外にありません。
どれだけ本番に近い状況を作って、シナリオ検証がうまくいくか、これにかかってきます。
うまいことやってくれないとみんな困りますから、がんばって進めてほしいものです。
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