おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

謝罪は頭を下げるだけではダメなんです

陸上イージスの説明会の不手際について、岩屋防衛相が秋田県にあやまりにいくようです。
この前の元アイドルグループメンバーの土下座もそうですが、一体何をあやまるかが問題です。
まさか頭を下げれば済むと思ってはいないでしょうが。

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私も以前IT企業ではたらいていた時、ソフトのバグやシステムトラブルなどで、顧客にあやまりにいったことが何度もあります。まあそれはそれでよろしくないのですが。
こういった席では謝罪の言葉もそこそこに、どうしてトラブルになったのか、再発防止は大丈夫なのか、といったところが論点になります。
こちらの報告書をもとに、顧客からの追及を受けるのですが、その厳しさは今思い出しても冷や汗ものです。
よく謝罪のマニュアル本に、謝るときのお辞儀の角度が書かれているのを見かけます。
はっきりいって、このあたりは枝葉も枝葉です。
お辞儀の角度が悪いなど、指摘されたことはありませんし、そんなことで時間を使うなら報告書の内容について議論した方がよほど建設的ですから。

その私の経験から今度の謝罪をみてみます。
今回の防衛省の不手際は、報道からすると以下の2点。
1.説明資料に記載した数字が根拠のないものであったこと
2.説明会の時に防衛省の職員が居眠りをしていたこと

防衛省のトップである防衛大臣がわざわざ謝罪に出向くわけですから、防衛省側が全面的に非を認めたことになります。
となれば、単に頭を下げれば済む問題ではありません。

1.で言えば、なぜ間違った数字を作成したのか、その数字をろくに検証せず資料に掲載したのか、その原因究明と対策を取ったうえで、あらためて設置の理由を秋田県に伝える必要があります。
原因については普通に考えると資料を作成した担当者の能力の問題と、防衛省のマネジメントの問題でしょう。
もし、私が秋田県の担当者なら、この点を突っ込みます。なぜ、能力のない人間に作らせたのか、報告書の検証体制はどうなっているのか、この点の原因とその対策について納得するまで質問すると思います。
場合によっては防衛省の調査そのものの信用性がなくなり、設置の白紙撤回にまで言及するかもしれません。
岩屋防衛相は17日に秋田県を訪れるのですから、十分時間があるはずです。しっかり説明して秋田県の懸念を払しょくしなければならないでしょう。

2.については説明会に出た人数が多すぎでしょう。ニュースでみた限りでは20~30人もの人が説明側の席に座っていました。
全員何か発言したとは、時間的にもありえないでしょう。
人数を多くして住民側を圧倒しようとでもおもっていたのでしょうか。
それもあって居眠りした人間は、立場上座っているだけで自分は関係ないと思っていたのでしょう。
もし何か説明する役割があったのなら、とても居眠りできるとは思えませんから。
これについての対策は、担当者を叱責するなどではなく、説明者だけが前に出ることしかないのですが、どうしますかね。

謝罪の席のやり取りのすべてが公表されることはないでしょうが、どんな結末になるでしょうか?

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