おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

いだてん 太平洋戦争に突入した頃の話でした

もう視聴率の話題にすら上らなくなったNHK大河ドラマ「いだてん」。
佳境に入りつつあり、6日の放送では太平洋戦争について描かれていました。

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印象的だったのは、出演者がやたらバンザイをしていたこと。
それもやりたくのないのに、なかばやけくそ気味に。
もちろん、クドカン氏の脚本に書かれていたことでしょう。
時代の流れに抗うことのできなかった主人公たちの心境も、よく描かれていたと思います。
 
当時はよくバンザイをする姿が映像に残っています。
いだてんでも使われた、学徒出陣のシーンなどは象徴的なシーンです。
私は昭和38年生まれですから、子供のころはよく戦争のドラマが放送されていました。
その当時となると20年から30年前の出来事ですから、作る方も見るほうも当事者として多くの人が経験したことです。
 
昭和45年当時、まず間違いなくほとんどの小学生男子がみていたアニメの「巨人の星」。
ここでも主人公の星飛雄馬の父親が戦争に召集されたときのシーンが描かれていました。
届いた召集令状は赤い紙でできていたことから、赤紙とよばれていたそうです。
子供の私は意味がわからず、両親に聞いたら悲しそうな顔で説明してくれたのを覚えています。
他のドラマでも、赤紙を届ける時に郵便屋さんが「おめでとうございます」といって手渡していたシーンがありました。
最近のドラマでは、こういった細かいところは描かれていませんね。
 
演出する方も演じるほうも当時を知る人はほとんどいないでしょうし、見るほうも少なくなっています。
戦争中の出来事はほとんど時代劇の世界になっているのでしょうね。
 
まあ、映像で残ってはいても当時の空気までは伝えることはできません。
戦争直後は報道を信じて、日本中が浮かれていたことでしょうがその雰囲気まではわかりません。
私が子供の頃に戦争がわからなかったのと同じで、今の子供にバブルの頃の日本を想像するのは難しいでしょう。
ティファニーの行列は映像に残りますが、並ぶ人の心境まではわかりません。
そこを再現できるのはドラマしかないでしょうね。
その当時に生きた人の心情を再現できるのがいい役者さんなのでしょう。
 
最近の日本の大事件は東日本大震災でしょう。
何年かするとこれもドラマのテーマになることでしょうが、あのとき異常なまでに日本を包んでいたのが自粛ムード。
後世に伝える意味でも被災者のドラマだけではなく、日本人全体を当事者として作ってほしいですね。
 
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