おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

国会で野党にツッコんでほしいこと

新型肺炎に世間の関心は集中していますが、ひっそりと国会はやっています。
といっても、相変わらずの討議。
謝れだと謝らないだの、小学生の学級会レベルです。

 

安倍首相がこんな性格なのは国民は百も承知です。
安倍内閣を支持しない理由のトップが「人柄が信頼できないから」ですから。
これ以上首相を追及しても、野党の支持があがるとは思えません。
それよりも、安倍内閣の支持理由、「他の内閣よりよさそうだから」、「実行力があるから」について突っ込むべきでしょう。
 
攻めやすいのは実行力の方。
いままさに現在進行形の新型肺炎の政府の対応は、かなりお粗末です。
ずいぶん前から専門家の人が警告をだしていたのに、そのとおりの状況になってきています。
 
例えば、水際作戦で完全に防ぐのは無理なので、感染が蔓延した時の対策を早くとるべきとの声は早くからありました。
それが出来ていないのは、ダイヤモンド・プリンセス号の醜態から明らか。
野党は今からでも遅くない対策を早急にまとめて、政府にぶつけるべき。
多くの専門家が協力してくれるでしょう。
 
この期におよんで、中国からの帰国を呼び掛けるなど、いまだに水際作戦をとっている政府ですから、ろくな対策を考えていないはずです。
今中国にいる人たちはそれなりの覚悟をもって残っているはずで、これを言うならもっと早い段階に言うべきだったし、本当に全員帰ってきたら検査できるんでしょうか。
野党には政府が「実行力がない」ということを知らしめる大きなチャンスだと思いますが。
 
あともう一つ、ツッコミどころが。
12日の日経に出ていた記事です。
政府クラウドをアマゾンに発注することに決めたそうです。
いわずとしれた、アマゾンはアメリカの会社。
アメリカ政府の命令には従わざるを得ません。
文書が外部から見られないようになっているか、どこまで信用できるかわかりません。
 
日本政府の機密文書を、アメリカの会社のサービスで使うことの問題はどこまで話し合われたのか、なぜ日本の会社ではだめだったのか、こういったところを聞いてほしいんだけどなあ、野党には。
 
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