おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

コロナ経済対策に商品券が有力らしいけど

消費税増税直後のコロナショック。
このダブルパンチで、日本の経済は急下降中です。
さすがになんとかせねばということで、いろいろ案は考えているようです。
上記の記事によると一人2万円くれるそうです。
2008年のリーマンショックの時は1万2千円だったようですが、全然覚えていませんね。
何に使ったんだろう。
まあ、くれるというならありがたくいただきましょう。
 
でもどうやってばらまくかはまだ決まっていないようです。
現金だと貯蓄に回ってしまうので商品券が有力のようですが、ちょっと疑問ですね。
 
20年以上前の地域振興券といい、つくづく日本の政府は商品券がお好きです。
この地域振興券の経済効果はGDP個人消費の0.1%程度だったそうです。
 
0.1%という数字が高いか低いかはわかりませんが、使い勝手がよくなかったのは確か。
というのは、その性格からお釣りが出ないからです。
額面1000円だとすると、950円のものは買えないのです。
たぶん今回もそうなるでしょう。
どこで使うか、結構悩ましいんです。
 
20年前とは違うのは、キャッシュレス決済がそれなりに進んでいること。
いつまで続くかわかりませんが、キャッシュレスは割引になります。
いくら商品券をくれても、支払うときの金額が安くなるのならキャッシュレスを使うような気がします。
で、そのうち期限切れになってしまうと。
 
現在みんなが不安に思っているのは、いつ収束するのかまったくわからないこと。
この状態で贅沢三昧の消費を行う人はそういないでしょう。
商品券を配っても現金をばらまいても日常品に使われるだけで、その分の消費が増えるわけではないでしょう。
結果、貯蓄に回ると同じ事で、効果の方は期待薄かと思います。
 
収入がないときに一番困るのは毎月発生する電気・ガスなどの固定費の支払いでしょう。
贅沢品の場合は買わないという選択肢がありますが、固定費の場合は支払いを滞らせると即生活に響きます。
このプレッシャーがなくなるのは大きいはずです。
電気・ガス・水道料金といった公共料金を国が払って、収束のめどがつくくらいまで無料にする方がよほど効果があると思いますがどうでしょうか。
 
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