おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

末は博士か中間管理職か

タイトルは私が子どものころによく言われていた、
「末は博士は大臣か」
のパクリです。
これはできのいい子供をほめて、将来が楽しみになるような時に使います。
大臣は政治家にとってみれば一つの目標。
総理大臣を目指すような人はともかく、一度なればまあ満足するような立場でしょう。

 

でも中間管理職としか言えないあつかいを受けている人もいますね。
もちろん、この人。
 
 
私も前の会社では中間管理職でしたが、やっぱりつらいものがありましたね。
上からは押し付けられ、下からは突き上げられ。
特に上の方針と自分の考えが違う時は苦しかったですね。
お客さんや部下に説明しなければならないとき、100%理解・納得していないとやっぱり見透かされます。
軍隊みたいに、「やれ!」だけでは動きませんからね。
 
国会での森法相の答弁のニュースを見ていると、まさに中間管理職の悲哀を感じます。
直近の国会では安倍首相から丸投げされています。
 
ところが、説明はしどろもどろ。
とうてい自分から能動的に決めたとは思えない内容です。
安倍さんとその取り巻きあたりが適当に決めたのを押し付けられたとしか思えません。
 
森大臣は自分のホームページを開設しています。
 
これによると弁護士出身ですから、今度の法改正がかなり無理筋なのはわかっていたはず。
黒川さんの定年延長の時も、意味不明な答弁をしていましたし。
短所が「断るのが下手」らしいですから、言われたことをなんとかしようとしたんでしょうか。
前法相がドジ踏んだおかげで棚ぼた式に大臣になれたと思ったら、とんだ貧乏くじだったようです。
 
それにしても、森大臣への仕打ちをみて自民党の議員さんたちはどう思っているんでしょうか。
「もっとうまくやれよ」なのか、「明日は我が身」なのか。
もっとも、環境相あたりなら楽しくやれているのかもしれませんが。
 
コロナ後を見据えて環境問題の新しい取り組みを考えて、世界に向けてしっかりアピールするチャンスだと思うんですが、あまりそういった話は聞こえてきませんね。
 
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