おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

コロナに強かったのは日本モデルよりもBCGじゃなかったのかなあ

無事に緊急事態宣言が解除されました。
安倍さんは「日本モデルの力を示した」と自画自賛しましたが、まあ、たしかに日本でしか通用しないやり方。
アメリカやイギリスと比べると、コロナでの死者数が少なかったのは事実。
その点は誇っていいのですが、はたして政府のやり方でよかったのかはどこかで検証してくれないと。
ロックダウンを行った国々と違い、たしかに日本は外出しても店を開いても罰則はありません。
でも自粛警察が横行。
 
ロックダウンの国では、外出は禁止ですから本物の警察につかまってしまいます。
ダメなこととダメじゃないことと、区別がはっきりしています。
日本では外出してもいいんだか、悪いんだか。
行政の指示にしたがっても、店を開いているだけでクレームの山。
その結果、多くの人が家で過ごすことになりました。
こういうのも含めて日本モデルになるわけですが、手放しで称賛というわけにはいきませんね。
 
状況証拠からみると、BCGが有効だという説が一番説得力がありそうです。
5月25日現在の日本の感染者数(左)と死亡者数(右)です。G7の国々と比べるとその少なさが目立ちます。
 
日本              16,550    820
 
BCGワクチンは100年の歴史があり、国ごとに培養されていったので、遺伝的な違いがあるようで、日本は日本株というのを使っているそうです。
日本株コロナウイルスにも通用したということならいいのですが。
 
もう一つ、日本株と同じくらいの強さを発揮しているのがロシア株。
旧ソ連の国々は全体的に死亡者数は少なくなっています。
 
ロシア            344,481          3,541
ベラルーシ       35,244            194
ウクライナ       20,986            617
カザフスタン      8,322             35
 
等々、感染者が同じくらいの他のヨーロッパ諸国と比べて、死亡者の数は半分から10分の1くらいになっています。
ロシアは虚偽の疑いがあるそうですが、イギリスの37,000人よりも大幅に少ないのは間違いないでしょう。
 
山中教授も可能性について言及しているわけで、日本からWHOに働きかけて、BCGの有効性を検証してもらうようにできないものかな。
 
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