おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

日航ジャンボ機事故から35年 安全が一番のサービスです

8月12日は日航ジャンボ機が御巣鷹山に墜落した日。
今年で35年目を迎えました。
年々報道が少なくなってきていて、時の経過を感じます。

 

35年前の8月12日は、社会人1年目の夏休み最終日。
学生時代の仲間と旅行に行って、帰ってきてTVをつけたら日航機が行方不明になっているというニュースをやっていたのを覚えています。
その日はこのニュース一色になりました。
2年前の1983年に大韓航空機がサハリン沖で撃墜されている記憶が生々しかったですから、まさか日本で、というのはありましたね。

 

日航機の場合は事故ですから、日航には当然非難が集まりました。
大卒1年目だった私が現在60歳目前ですから、事故当時の日航社員はほとんど引退しています。
ニュースを見ていると、事故の記憶は引き継がれているようですが。

 

日航ジャンボ機墜落事故から35年~事故後に入社した社員は96.5%

 

事故が起きた1985年はまだフラッグシップキャリアの航空会社が幅をきかせていた頃。
国際線はJAL一社のみでした。
そのせいか、事故が起きてもずいぶん態度が大きかったものです。
バブルの頃、2回ほどJALを使って海外旅行しましたが、安いパッケージツアー客のせいかぞんざいに扱われました。
二度と乗るかという気分にさせられたものです。

 

私と同じ思いをした人が多かったのか、JALは2010年に一度経営破綻します。
数年前、どうしても乗らなければならないことがあって、いやいや乗りましたがその時はずいぶん改善されていましたね。
ANAよりもむしろサービスはいいくらいでした。
人間も会社も挫折を経験すると、変わるのでしょうね。

 

まあ、航空会社にとって一番のサービスは安全です。
1985年以来、日本の航空会社は死亡事故は起こしていないはずです。
コロナで世界中の航空会社が大変な状況になっていますが、安全に必要なコストだけは削らないでほしいもの。
事故を知る社員がいなくなっても、JALにはずっと語り継いで安全運行をつづけてほしいですね。

 

スポンサーリンク