おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

韓国との路線をもつ日本の空港ははたしていくつ?

韓国から日本にくる観光客が減っている問題で、これを報じた日本と韓国の記事を二つ。

 

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まずは韓国のニュース社
日本の自治体が韓国の航空会社に路線維持の「懇願」をしたそうです。

jp.yna.co.kr

こちらは日本。
韓国のLCCが苦境に陥るとのことです。

toyokeizai.net

どちらも嘘は書いていないのでしょうが、まあどっちもどっちの記事ですね。
お互いが逆の視点の記事を書けば、少しはクールダウンするのでしょうが。

LCCの登場から、日本と韓国を行き来する航空会社が増え、路線を誘致する空港も増えました。
どのくらい増えたかは国交省のサイトに掲載されています。2014年なのでちょっと古いですけどね。

http://www.mlit.go.jp/common/001065163.pdf

これによると、新千歳、青森、秋田、仙台、新潟、富山、小松、成田、羽田、静岡、中部、関西、岡山、広島、米子、高松、松山、福岡、大分、佐賀、長崎、熊本、宮崎、鹿児島、那覇、福島、茨城、南紀白浜、出雲、山口宇部、高知、北九州、対馬宮古
ざっと、34空港です。

こうしてみると結構あるものです。
国内線として採算がとれるかは、羽田線をどれだけ確保できるかでしょう。
地方都市を結ぶ路線にそれほど需要があるとは思えませんからね。
で、距離的にも羽田との接続が困難な空港が国際路線に光明を見出したというわけですね。
一番のターゲットが距離的にも一番近かった韓国だったのでしょうが、今回はそれが裏目にでた感じです。

でもねえ、もともと国内線で収益をあげられないのなら初めから作るべきではなかったわけで、韓国こけたらみなこけたは、リスク管理がなってないとしか言いようがありません。
ここはいいチャンスなので韓国に「懇願」するのではなく、国内を見直すか東南アジアの国々にターゲットを変更するとかリスク分散を考えるべきでしょう。

ただ、気の毒なのが対馬
ここだけは、地理的にも韓国以外の外国人を招くには難しいところ。
国内需要を喚起するしかありません。

もう10年以上前ですが、「修行」と称して航空会社の上級会員になるために飛行機を乗るだけの旅行が流行ったことがありました。当時は距離に関係なく50回乗れば上級会員になれました(ANAの場合)。
東京・那覇間も1回なら、福岡・対馬間も1回です。ですから、対馬線は比較的人気の路線だったのです。かくいう私も福岡旅行のついでに2回ほど乗りました。
現在はANAの場合は、距離をベースにするPPで計算して50,000PP必要なようです。対馬線はこのPPを10倍くらいにしてあげれば対馬に行く人は増えるはずです。しかも日帰りではなく、1泊以上するとさらに上乗せとか条件をつけるとなおよしでしょう。

これにかかる費用は国が補助すればいいでしょう。
ホワイト国の除外は国民の大多数が支持しています。
であれば、これによる被害の補償を税金でやっても国民の理解は得られるはず。

と、妄想気味に書きましたが、韓国の人にとって、すぐ近くに海外旅行できるという便利さはやはり格別。
2011年当時の日本の自粛ムードにも似て、何か月かすればもとに戻るようにも思いますけどね。

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