おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

今年は教育実習なしで教員免許がとれるらしいけど

コロナの影響で、今年は教育実習なしで教員免許がとれるようです。

news.yahoo.co.jp

 

大学自体再開していないところが多いようなので、単位そのものも難しそうですが。
まあそこはオンラインの授業でもというところでしょうか。

 

小中高の教育実習を行った経験のある人はそんなに多くないでしょうが、教育実習生の授業を受けたことのない人は逆にほとんどいないはず。
毎年教育実習の季節になると、今年はどんな人が来るのだろうと楽しみにしていましたね。

 

現在の教育実習がどんなものかはわかりませんが、記事の内容からすると昔とそんなに変わっていないはず。
たぶん教室の一番後ろで指導教師が怖い顔して授業内容をチェックしているのでしょう。
実習生からすると、クラスの生徒に教えているのか指導教師相手に模擬授業をしているのかわからないでしょうね。
今年はそれなしで免許がもらえるのだから、楽と言えば楽。

 

でも、実際に教師になって教壇に立つようになると、誰もチェックしてくれません。
教育実習は経験者からアドバイスをもらえる貴重なチャンスですから、その機会がなくなるのは先々レベルアップに影響しそうです。

 

私も日本語教師の養成講座で、模擬授業の経験があります。
中学校なんかとは違って8人程度の小人数。
模擬授業が終わると、養成講座の担当講師からフィードバックがあるのですが、「そこまで言わなくてもいいんじゃね」くらいに大体ボロクソに言われます。

 

日本語教師も教え始めると、他人から指摘される機会は少なくなります。
突然生徒から学校にクレームが来て、担当から外されることもままあります。
その時、どこが悪いかを自覚できていればいいのですが、なかなか難しいもの。
それがわかっているから養成講座も鬼になっているのですね。

 

実際に教えてみないとわからないことは多々あります。
来年の新任の先生はそれを経験しないまま教師になるわけで、本人も不安でしょうね。
学校や教育委員会のサポートが重要になりそうですが、頼りになるのかなあ。

 

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