9月5日に放送された、「世界一受けたい授業」。
作詞家の松本隆さんの詩について解説していました。
特に、松田聖子さんの曲が取り上げられていて、同世代の私としては馴染みのある内容でした。
うれしかったのが、「ハートをRock」を取り上げていたこと。
この曲は、1983年のアルバム「ユートピア」に収録されていますが、シングルカットされておらずそれほど有名ではありません。
当時大学3年の夏休みのアルバイトの行き帰りにずっとこの曲を聞いていました。
ちょっとダサめの彼氏。自分でも気がついていない魅力をもっと磨き上げてもらって、素敵なカップルになりたいなという女の子の気持ちを歌っています。
軽やかなリズムともマッチしていて、私の中では松田聖子№1の曲だと思っています。
番組では70年代・80年代の昭和歌謡が、シティポップとして今の若い人に人気だと言っていました。
中でも「木綿のハンカチーフ」が人気だそうで。
ちょっと意外ですね。
内容は知らない人の方が少ないでしょう。
彼氏がプイっと東に行ったかと思うと、欲しくもない指輪と全然似合っていないスーツ着た写真を送り付けられたあげく、もう帰んないからよと別れを告げられる曲。
初めてこの曲を聞いたときは中学生でしたが、なんでハンカチ1枚で許して文句言わないんだろうと不思議に思ったのを覚えています。
曲も明るめというのもありますが、にこやかに歌っているし。
もっと恨めし気に歌う曲じゃないのかなと思いましたけどね。
今の若い人はこの二人の関係をどう見るのかな。
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