面白い記事がありました。
イギリスの料理番組で、日本料理をテーマに作ったところ中国風やインド風のものになっていて、視聴者からクレームが殺到したそうです。
ちょっと盛っているかなと思いましたが、元々の記事はこちら。
どうやら本当みたいですね。
しかも複数の新聞が報道しています。
まあサンとデイリーミラーはちょっとアレな新聞ですが、インデペンデントはそれなりの格式をもっていますから、騒動になっているのは確かなようです。
感心したのは、日本料理と中国料理の区別がついているイギリスの視聴者が多いことです。
それだけ日本食がブームなのかなあ。
私はイタリア料理とスペイン料理の区別はつきませんから、完全に私の負けです。
でも日本料理ってなんでしょうね。
昔から日本で作られている伝統的な料理というのが一般的なイメージでしょうか。
しゃぶしゃぶなんかは一応日本料理になるのでしょうが、中国の火鍋料理からヒントを得て戦後に作られた料理だそうです。
歴史もなければ、出自も怪しい。
それでも、しゃぶしゃぶを日本料理じゃないという人はまずいないでしょう。
記事によると、蒸しまんをパンダ顔のようにしたのは日本的じゃないとかで批判されていますが、キャラ弁の亜流と思えなくもありません。
イギリスの視聴者が怒ってくれるのは悪い気はしないけど、そんなに怒るようなものでもないと思います。
怒るならSUSHIにも怒ってほしいもの。
あれは寿司とは別の食べ物です。
ちょっと前に「日本食を世界に広げよう」とかいう政府キャンペーンを繰り広げていました。
現地の日本大使館が「これは日本料理ではない！」とかで工作をした結果ならたいしたものですが。
それはないか。
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