コロナの感染者数がどんどん増えていますね。
春と違ってPCR検査数がふえているし、自覚症状がなくても自費で検査する人も増えているので、その影響もあるのでしょう。
検査数がバラバラなので感染者数で比べてもあまり意味はなく、重症者数で考えた方がいいように思います。
11月12日現在では全国で204人の重症者数。
じわりじわりと上昇しているのがわかります。
死者数がそれほど増えていないのは幸いですが。
ところで、例年なら流行時期に入っているインフルエンザ。
最新の情報の10月26日から11月1日の間の感染者数はなんと32人。
昨年同時期の4,682人と比べると、0.7％しかありません。
ほぼ抑え込んでいるといってもいい状態ではないでしょうか。
みんながマスク、手洗い、うがいなどをしていることが奏功しているのでしょう。
一方でコロナがこれだけ感染しているのを見ると、インフルエンザよりも性質が悪い感じがします。
インフルエンザと同じ対応では、拡大を防ぐのは無理なのかもしれません。
ときどき、新型コロナは弱毒性でインフルエンザの死者数の方が多いんだから、騒ぎすぎという論調を目にします。
一理ありますが、昨年までは204人の重症者は存在しなかったわけで、それだけ病院のリソースが消費されていきます。
コロナの存在など知られていなかった頃に医療機関の体制が作られていますから、予想外のコロナが発生すると医療機関がパンクするのは当たり前。
いまはインフルエンザの患者が少ないからもっているようなものでしょう。
やっぱり感染しないに越したことはありません。
でも、もうあとちょっとですね。
ワクチンはもうすぐ実用化できそうだし、治療薬もアビガンが承認申請されました。
来年の春頃までがんばれば、なんとか克服できそうなんですけどね。
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