上級者向けの日本語レッスンは、初級と違って定型的な内容は難しくなります。
文法的な説明はあまりなく、状況に応じた表現方法などの習得とかがメインになるからです。
なので、実際に起きた事件などをみんなでディスカッションなどを行います。
そこでこれらのネタを提供してくれるのが政治家のみなさん。
日本人の思考回路をよく示してくれますからね。
例えば、愛知県西尾市の市議の人たちが14人で会食したというニュースがありました。
マスコミからは袋叩きにあっています。
どうやら、グループの会長さんが「やるぞ！」と言ったので、みんな内心まずいなと思いつつも参加したようです。
日本の組織ではよくある話です。
レッスンで使うとしたら、どうして市議たちは断らなかったのか、また自分が市議だったらどういう行動をしたか、辺りになるかな。
愛知県西尾市は、失礼ながらそれほど有名な市ではありません。
その市議の宴会が全国ニュースで取り上げられるほどの大ニュースなのかは、ちょっと疑問です。
菅さんとは影響力が違いすぎます。
東京の新宿区の区議とかならまだわかりますが。
褒められた話ではないのは確かですが、なんだか叩きやすいところを叩くという感じがうかがえます。
このマスコミの姿勢も何かで使えそう。
報道は国によって全然違うから、自分の国と比べてどうかなど考えてもらおうかな。
これから私が注目していきたいのが河井克行・案里夫妻。
この二人はツッコミどころ満載です。
一足先に結審した案里議員。
「私を信じていただきたい」と。
今までほとんど説明してこなかったのに、信じろと言われても困りますが。
この人の場合は、時系列に起きたことを並べて、その時々でどうすればよかったのかとか考えてもらうのも面白いかな。
他にも安倍さんやら菅さんやら、役者は揃っています。
安倍さんの24日の記者会見は相変わらず責任逃れに終始。
25日の国会説明が野党のツッコミ具合も含めて今から楽しみです。
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