切り貼り報道でないとすると、やっぱりこの人ではダメだなと思わせる記事がありました。
平井デジタル相が、政府サイトを酷評したそうです。
就任直後に言うんならわかるんですが。
「これじゃだめだから、私が責任をもって作り直す!」とか、就任会見で決意表明でもしてくれていればまだ期待できたんですが。
もう何か月も経った後でこんなこと言われても、今まで何やってたのと言いたくなります。
システムが本番稼働するには、例外なく権限を持つ人の承認が必要になります。
承認されるまでは、いくつもの工程が存在します。
もし政府サイトがイケてないのであれば、どうしてそんなサイトが作られたのかを検証するべきです。
システムリリースまでの進め方に問題点はなかったのか、改善点はないのか、プロセスを洗い出させて、手を打たせるのがこの人の仕事。
プロセスの成果物であるサイトだけけなしても意味はありません。
来年6月から改良するそうですが、進め方を変えなければ今までと同じものができない保証はありません。
加えて、「デジタルネイティブが社会の中心になったときに進化する可能性がある」という発言には。
平井大臣の頭には、システムは天から降ってくると思っているんでしょうか。
救いは副大臣が仕事できそうなこと。
平井さんは名誉顧問とかに祭り上げて、副大臣が指揮をとれば何とかなると思いますが。
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