26日の報道ステーションみていたら、河野大臣が出演していました。
ワクチンがどれだけ早く接種できるかはこの人次第なのでがんばってほしいところです。
ただワクチンの確保だけに注力していそうなのがちょっと不安。
他にも目を配らなければいけないことがたくさんあるのですが。
わざとかどうか、番組中に石川県白山市のワクチン接種予約時のトラブルについて報じていました。
電話がつながらないことと、予約システムダウンです。
懸念されていたトラブルがそのまま実現です。
東京八王子市の予約時のトラブルについて、自治体でうまく連携できていないのかなと思いましたが、ちょっと違うかもしれません。
白山市のホームページにはワクチン接種の特設サイトへリンクが貼られています。
これをたどっていくと予約用のページに行く訳ですが、途中からマーソという会社の提供しているサービスに飛びます。
この会社ですね。
健康診断や人間ドックの予約システムを提供しているようです。
八王子市をみてみると、自分でサーバーをたてたのか別のサービスなのかはわかりませんが、少なくともマーソ社のシステムではありませんでした。
白山市は八王子とはシステムが違うと安心したのかもしれません。
ここで問題なのは、マーソ社のシステムを使っているのが白山市だけではないということです。
いくつかの自治体のサイトをみてみましたが、まだアクセスできないところが多いものの、マーソ社のシステムに飛ぶ状態になっているところがありました。
報道ステーションでも「全国の自治体が使っているシステム」という説明があったので、少なくない自治体が使っているはずです。
COCOA不具合の時もそうですが、どうしてもっと大騒ぎにならないのか不思議です。
現在限られている自治体の、しかも高齢者のみの予約だけなのにシステムダウン。
これが全国の自治体の、一般の人まで予約しようとしたらどれだけの負荷がかかることか。
現在のひ弱なシステムでは200%無理でしょう。
どれだけワクチンがあっても、予約ができなければワクチン接種はできないことをマーソ社はもっと認識してもらわないと。
負荷だけの問題ならハードウェアの増強でなんとかなります。
まだ間に合うので、早急に手当てをしないと大変なことになります。
総務省はデータが漏洩したかどうかもわからないLINEに行政指導をしました。
予約システムのトラブルは国民の生命に直結するので、深刻さはLINEの比ではありません。
マーソ社に原因究明と対策案をすぐにでも出させるべきだと思いますけどね。
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