日本語レッスンの合間に「ミヤネ屋」をみていたらJOCの山下会長の記者会見をやっていました。
質問は当然、森さんのこと。
山下会長の発言を聞いて驚きましたが、森さんは40分も話していたんですね。
「女性がたくさんいると会議に時間がかかる」というところで笑いがおきたそうですが、もしかすると「お前が言うか」という笑いだったかもしれません。
ここではてと思ったのですが、森さんはどこで発言したのかを知りませんでした。
発言内容にばかりフォーカスされていたので。
場所は、JOCの臨時評議員会だそうです。
評議員会って、何やっているんでしょうね。
調べてみると、JOCの最高意思決定機関のようです。
定款が公表されていないので、組織図からだけの想像ですが。
普通の会社なら株主総会の位置づけで、取締役会が理事会でしょうか。
ちなみに評議員は公表されています。
役員と何が違うのかわかりませんが。
一つ言えることは、森さんはJOCの評議員でも役員でもないこと。
そんな人物がJOCの最重要会議の席で40分も話をする。
株主でもなんでもない人が株主総会で延々と質問するようなもので、その異常さがわかります。
JOCはなんで森さんに話をさせているんだろう。
東京大会がらみであれば、連絡会のようなものをやるのが筋。
組織のトップの山下会長ですら話すのを止められないというのは、普通の組織とは言えません。
森さんはJOCの要職にもついたことがないはずで、院政ですらありません。
それなのに、隠然たる影響力をもっている。
記者の人たちは不思議に思わないのかなあ。
このあたり突っ込んでいる人はいないようです。
森さんの発言はひどいけど、JOCの組織のありようもそれ以上な感じです。
スポンサーリンク